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Live to tell 49


気付いてやれば良かった…
なぜ、ジャンディがジュンピョに嘘を吐いてまでモデルのアルバイトをしたのか…
ジャンディがジュンピョに終わりにしたい…と告げたその言葉の後ろにあったことを…


ジュンピョの母親は圧力だけでなく、イ・ジェハのジュンピョに対する憎しみまで利用し、ジャンディを追い詰めた。

その結果、ジュンピョもジャンディも怪我を負うことになってしまったこの騒動は、二人の仲を元に戻し、俺達がほっとしたのも束の間、さらなる試練が待っているとはこの時想像していなかった。


ジュンピョの母親と対峙したジャンディを迎えに行き、家に連れてきてホットケーキを焼いてあげた。彼女を放ってはおけなかった。
笑顔になった彼女をスキー場に連れて行った。
そこにはジュンピョと親友たちが待っていたから。

そしてジュンピョはジャンディに世界でただ一つのペンダントを渡した。
ジュンピョが自分でデザインした『月を抱いた星』のペンダント…

そのペンダントの所為で彼女が吹雪の山に行ったと知った時、俺は居ても経ってもいられず飛び出そうとしてウビンとイジョンに止められた。
まんじりともせず夜を明かして、ジュンピョが彼女を庇うように抱きかかえて戻った時、俺が助けに行きたかったのだと心の中で歯噛みした。

*

その日、ジュンピョの父親、神話グループ総帥が中国で倒れ危篤のニュースが国内を駆け巡った。
そのニュースをテレビで見ていた俺に1本の電話がかかって来た。

俺は待ち合わせの場所に座るジャンディをバイクに乗せ事情を説明しながら空港へと急いだ。だが空港まであと少しのところで、無情にも神話のプライベートジェットが離陸していくのが見えた。
まだ何も伝えられていないのに…そう言って涙を流すジャンディを胸に抱きしめる事しか俺にはできなかった。


そのままジュンピョの父親は帰らぬ人となり、神話グループ後継者として仕事をせざるを得なくなったジュンピョもそのまま帰っては来なかった。

そして―――
気付けば半年の月日が流れていた。

俺達は大学生となり、ジャンディも高等部の3年生になっていた。
クリーニング店を続ける事ができなくなったジャンディの家の経済状態は相変わらず苦しく、両親の就職もままならない状態が続いていた。
彼女の両親がスアム・アートセンターの清掃業務員に応募している事を知った俺は、財団の室長に頼んで俺の名前が出ないようにしたうえで雇用するように頼んだ。

もう一つ気がかりがあった。
この頃ジャンディの肩の調子がおかしいことに気付いていた俺は、プールから上がるジャンディの腕をわざと大きく引き上げて見た。
案の定痛がるジャンディを問い詰めた。
「病院にまだ行ってないの?」

行ったけれどなんともないと言われたというジャンディの言葉を俺は信じなかった。

後日、彼女を呼び出して病院に連れて行き精密検査を受けさせた。
その結果は…
『治療すれば生活に支障はないが、水泳はもうできない』

ジュンピョを庇って受けた傷が元で、ジャンディは目標を失った。
自分には何も目標が亡くなったと涙を流す彼女…
堪らずその涙を自分の手で拭いながら俺は話しかけていた。

「手伝うよ…俺が手伝う。一緒に探して行こう」



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