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Live to tell 44


『リンクで待つ。勝負しようぜ』

親友3人にメールを送り言葉通りあいつらをアイスホッケーのリンクで待っていると、ウエアに着替えた3人がリンクに入って来た。

ジュンピョの言葉はとげとげしい。
「何の用だ。楽しくデートでもしてろよ」

返す俺の言葉をウビンとイジョンが固唾を飲んで聞いている。
「そうだね…そう願ったけどつまんなくて逃げてきた」

何だと?と呟くジュンピョに向かって俺は嘲笑うように続けた。
「軽いんだよね。勝気なのは見かけだけだった」

「ジフ、おまえ変だぞ?」
ジュンピョ程単純じゃないウビンには解ってしまったみたいだが、ここで本心を見せるわけにはいかない。俺はしらを切り通す。

「家まで簡単について来た」
「よせ」とイジョンの声。だがそれも無視だ。
「俺も一瞬揺れたけど…暇つぶしレベルだった」
―――来い、ジュンピョ。本音を吐き出せ!

「てめぇ、この野郎!」

よしっ、掛かった。来い!

頭に血が上ったジュンピョにタックルを食らわし倒す。
気遣うウビンとイジョンを押しのけ、立ち上がって俺に向かって来る。
何度も俺に躱されジュンピョはどんどんヒートアップしていく。

―――頃合いか?
そう思った時、突っ込んできたジュンピョのタックルをまともに受けた。
倒れた拍子にヘルメットが脱げた俺にジュンピョが圧し掛かり、怒りを込めて俺の顔を殴りつける。

「もう一回言ってみろ!」
口の中が切れて鉄の味がする。でも…まだだ、もうひと押し。
「いい暇つぶしだった」
締め上げられた喉から辛うじて声を出す。

「この野郎!!」
ジュンピョが拳を振り上げた。

食いしばった歯の間から声を振り絞る。
「おまえは関係ない!」
―――本心を吐け!ジュンピョ!!

「あるんだよ…関係なくてもあるんだ!」
絞り出すように言いながら、繰り返し繰り返し俺を殴り続けるジュンピョ。
ウビンとイジョンが見かねてジュンピョを羽交い絞めにして止めに入る。

「邪魔するな!放せ!あいつを傷つけたら…友達だろうが許さねぇ!!」

―――やっと言ったか…
「それなら…先に…そう言えよ」

やっとのことで起き上がり口の血を拭いながらジュンピョに言ってやる。
「彼女のこと、諦められないんだろ?…ここまでさせるなよ…」

「こ…の、イカれ野郎…」
吐き捨ててジュンピョはリンクを出て行った。

イジョンとウビンが俺に手を貸し起こしてくれた。
「少しやり過ぎだぞ」
「最初に言えよ」
「貸しがあるんだ。あいつにロボットを壊された」
二人の心配そうな声に俺は笑って答えると、俺の肩に手をかけて二人も笑っていた。


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