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Live to tell 35


「F4についてみんなに報告がある。ユン・ジフはF4から除名した」

昼時のラウンジにやって来たク・ジュンピョがその場の学生たちに宣言する。
「何?」ジュンピョの横に立つイジョン。「ジュンピョ」ウビンの驚いた声。それらを無視してジュンピョが続ける。

「1週間以内にユン・ジフとクム・ジャンディをこの学園から追放する」

宣言後ジュンピョ達が去ったラウンジに足を踏み入れると、ジャンディを罵る女生徒たちの声が聞こえてきた。

「あんたという下級人間のせいでF4にヒビが入った責任を取ってよ!!」

少しばかり家に財力があり他人に媚びへつらう奴らが、庶民だからと言う理由だけでジャンディを嘲り侮辱することに腹が立つ。

「その責任は俺が取る」

俺の声にびくりと肩を揺らし向き直る女生徒達。

「どうすればいい?」
「先輩」「目を覚まして下さい」「お願いですから」
「俺のセリフだ!下級人間だと?おまえらの方が下級だ!」
「先輩!これ以上庇うならもう味方できません」
「そんな事、誰が頼んだ?」

冷ややかな俺の声にそいつらは最後に悔しそうにつぶやいてその場を去った。
「後悔しますよ。絶対に」

後悔なんてするわけがない。この事態は俺の責任だから…
自分の事はどうでも良い。ただ、俺の所為で彼女を巻き添えにはしたくなかった。

「今から暗い顔するな」努めて明るくジャンディに笑いかけていた。


いつもの非常階段で二人で話した。
「2人とも非常事態だね」
「私は追放でも退学でも仕方ないけど…先輩はダメよ…あいつもそこまではできないよね?」
「できるよ…神話グループだ…この学園が誰のものか忘れたの?」
申し訳なさそうにしょんぼりとする彼女に
「そんな顔するな。負けるつもりはないから」
「何か方法があるの?」
「探してみる。俺にも後に引けない理由ができたから」
―――その理由は…君だよ…

何かを覚悟したのか彼女が意気込む。
「そうよね。先輩をF4から除名なんて許せない」
こんな非常事態だと言うのに、俺の事ばかり心配する彼女が嬉しくて笑いが漏れる。

「バカだな。除名は関係ない」
ふと彼女を見るとまた俯き沈んだ表情になっていて、たまらず俺は彼女の頬をツンとつついた。
「また暗い顔」
目を見開く彼女に笑いかけて俺は非常階段を後にした。



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