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  • 天国の記憶15
    つくしが姿を消して約半年。道明寺司、日本支社長に就任の報が駆け巡り、経済誌やニュースで滋の横に立つつくしの姿が報道されたことでつくしの所在はF3の知る所となった。三者三様の思いを抱きながら、それでもつくしが無事だったことを喜んでいた。―Side あきら―そりゃあ、確かに司には連絡しなかったさ。年がら年中世界中を飛び回って忙しいと思えばこそだった。まさか、牧野の失踪に司が一枚かんでいたなんて思いもしなかった... 続きを読む
  • 天国の記憶14
    滋の連絡を受けて5日後、世界中を飛び回っている司が久しぶりにNY本社に帰って来た。妻である滋の常務室に入って来た司が、「おう、牧野。久しぶりだな。滋からは聞いたが大丈夫か?」「はい、もうすっかり。健康優良児のあたしが貧血起こして倒れるなんて、自分でも笑っちゃいますよ」屈託なく、少し照れくさそうに笑うつくしに、“あきらと類の事が無ければ、これが本来のつくしの笑顔なのだろう”と思うと、やるせなさがこみあげ... 続きを読む
  • 天国の記憶13
    かくして始まったアメリカでの生活。滋にしてもつくしにしても嬉しい誤算だったことは、何の苦も無く長年の親友のように打ち解け、信頼できるようになったことだった。そして、ビジネス上でもつくしは有能な秘書で、滋を大いに満足させていた。何もかもが新たなことばかりの生活だったが幸か不幸か順応力の高さもあって、すぐになじみ始めたつくしは、やはりあきらと類の事を思い出してしまっていた。あきらに対して申し訳ない気持... 続きを読む
  • 天国の記憶12
    東京を遠く離れ、自動車免許を持たないつくしでも不自由することの無い、公共交通機関がそこそこ充実した地方都市で、新たな生活が始まった。何も言わず美作を去ってきたことに良心は咎めるものの、美作夫妻やあきらの過剰な好意や愛情から離れられたことに気持ちが軽くなることは否めなかった。昼間は会社で働き、自分の事だけを考える生活は、ここしばらく味わう事の出来なかった安らいだものだった。会社は地元の中堅企業だった... 続きを読む
  • 天国の記憶11
    「ただいま」「あっ、つくし。お帰りーっ。あんたいいタイミングで帰って来たわね」「いいタイミングって何よ?」「実はね…」人は良いが要領が悪く真面目だけが取り柄のつくしの父親は、いわゆる“うだつが上がらない”人間だった。出世コースには縁がなく、人の良さからどこの会社に就職してもいざという時のリストラ要員に真っ先に入れられているのではないかとさえ思えた。だが、そんな父の長所を見い出し、うちで仕事をしないか... 続きを読む
  • 天国の記憶10
    実家で用が有るからとカレンダーの連休に合わせて申請した休暇届が受理され、しばらく会えない事を残念がるあきらをはじめとする美作一家に詫びて帰宅したつくしは、言葉通り帰省をするOLさながらラフな服装に小さなスーツケースを持って家を出た。出がけに出会った隣人には「ちょっと田舎の両親のところに行ってきます」と声をかけた。つくしはそのまま東京駅へと向かい、土産物を観光客に交じって見つくろっている。電車に乗り両... 続きを読む
  • 天国の記憶9
    それぞれが抱いた思いに斟酌することなく運命の輪は回り始めた。会社が異なる類はともかく、あきらの秘書と言う立場ではあきらを避けることもできない。つくしにできるのは“公私混同はしたくない”という言い訳だけ。何を考えているのか、親友二人の気持ちを感付いた総二郎が何かにつけてつくしを彼らの集まりに誘って来ることは予想外だった。それどころか彼らのあと一人の親友、道明寺司まで巻き込んで。初めて会った時、司の射竦... 続きを読む

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まーこ

Author:まーこ
花より男子《日本版:類つく、韓国版:ジフとジャンディ》や韓国ドラマの二次小説を書いています💕

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