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  • 風の坂道 40
    「ジフ先輩、今日はありがとうございました。ハラボジ、とても嬉しそうでした。うんと元気になったみたい」「どうしてジャンディがお礼を言うの?」「だって嬉しいから…ジフ先輩とハラボジの心の距離がほんの少しでも近くなるのが…」「近く…なったのかな?」こくんと頷き“きっと”と答えるその表情は晴れやかだった。その笑顔を見たジフは病院を訪れた意義があったと感じていた。素直になれない自分のことはよく分かっていた。心の... 続きを読む
  • 風の坂道 39
    ハラボジがジフ先輩に話し始めた時、あたしはそっと病室を出た。今は二人だけで話させてあげた方が良いような気がしたから。お天気がいい日だったから、あたしは病院の屋上庭園に出て木陰のベンチに座り風に吹かれていた。ハラボジとジフ先輩の蟠りが解けることを願いながら…「おまえをあの家に置いて出た儂のことが許せんか?」改めてはっきりと指摘されると、自分がまるで子供のように拗ねていたようで気恥ずかしくなり、出てき... 続きを読む
  • 風の坂道 38
    コンコン―ドアがノックされ静かに開けられた。そこから覗く顔にソギョンは顔を綻ばせる。「おお、ジャンディ。来てくれたのか? すまんな」ドアの傍に立ったままジャンディが答える。「ハラボジ、着替えを持ってきました。それと…」「ん? なんだ、入って来んのか?」ジャンディが自分の後ろを振り返るのを不思議に思うソギョンだったが、すぐにその理由は解った。ジャンディの後ろからジフが現れたからだ。「ジャンディ、言うな... 続きを読む
  • 風の坂道 37
    ソギョンには口止めされていたが、今回ばかりはジャンディも何も言わずに済ませることはできなかった。大学部に進んでもジフは時折非常階段に姿を見せていた。財団の仕事と二足の草鞋を履いたジフが現れる頻度は高等部時代に比べ極少なくなっていたが、ジャンディはジフに会えることを期待しながら非常階段へと向かった。祈るような気持ちで非常階段に通じるドアを開けると、願いが通じたのかそこにはしばらくぶりに見るジフの姿が... 続きを読む
  • 風の坂道 36
    人知れずジフを見守るソギョンは心を痛めていた。ジフに自分の人生を自らが望むように生きて欲しいと思っていたが、無気力から脱したと喜んだのも束の間、今のジフの態度は父への復習とさえ思えるものだったからだ。自分が変えることが出来なかったジュンソの心を…ジュンソに人間らしい気持ちを取り戻させて欲しいとジフに期待していたが、それは虫の良すぎる事なのかもしれない…それでも“蓮の花の相”を持つジャンディが居れば、い... 続きを読む

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まーこ

Author:まーこ
花より男子《日本版:類つく、韓国版:ジフとジャンディ》や韓国ドラマの二次小説を書いています💕

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