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生きていく意味 ―アゲハ…その舞い降りる先に― 42

同じ頃、スタッフの迎えでヒューストンと共にチャペルへと到着したつくしは、ドアの前で緊張していた。
ほぉっ、と一つ大きく息を吐き出すつくしにヒューストンが小さく声をかける。
『ツクシ、大丈夫。私が付いているよ。パパに任せなさい』
おどけたいたずらっ子のようにウィンクをしながらつくしの緊張を解す。
『はい、パパ。宜しくお願いします』
釣られて顔が綻び、いつもの満面の笑みが広がった。
『それでこそツクシだ。さあ、行こうか』
さりげなく曲げられたヒューストンの肘にそっと手を絡め、左手にブーケを持ちドアの前に立った。

厳かにパイプオルガン鳴り響き、目前のドアが両側に開かれる。
スポットライトに一瞬幻惑されたものの、背筋を伸ばし一歩、また一歩、ヴァージンロードの先に待つ類へと近づいていく。
祭壇前に着くと類が段を降りてヒューストンに一礼する。
『ルイ、ツクシを頼んだよ』
類にだけ届く低い声でヒューストンが告げる。
類もただ一言。
『はい』
ヒューストンが穏やかな笑みを浮かべながらつくしの手を取り、類のそれに重ね合わせる。
それは正に娘を託す父の姿。


「花沢類。あなたは牧野つくしを妻とし、常に愛し、敬い、慰め、助けて変わることなく、その健やかなるときも、病めるときも、富めるときも、貧しきときも、死が⼆⼈を分かつときまで、命の⽇の続く限り、あなたの妻に対して、堅く節操を守ることを約束しますか?」
つくしへと視線を向け柔らかな表情で軽く頷きかけ、それから真っ直ぐに前を向く。
「誓います」
「牧野つくし。あなたは花沢類を夫とし、常に愛し、敬い、慰め、助けて変わることなく、その健やかなるときも、病めるときも、富めるときも、貧しきときも、死が⼆⼈を分かつときまで、命の⽇の続く限り、あなたの夫に対して、堅く節操を守ることを約束しますか?」
横に立つ類をほんのりと頬を紅潮させ見上げたあと、つくしも正面に向き直った。
「はい…誓います」

二人お互いの左手薬指にゆっくりと指輪を嵌め終わると顔を上げしばし見つめ合う。

「では、誓いのキスを…」

つくしのベールをそっと上げていく類。
ベールの下から頬を染めたつくしの顏が現れる。
いままで幾度となくキスしてきたのに、まるで初めて口づけるかのように緊張して慄く。
名実ともに類のものとなるだが一人の女神。
微かに震えながらその唇に口づけを落とす。

ベールを上げられると目の前には想い続けた王子様のような美しい顔をした男。
忘れられなかったビー玉の瞳がいま、つくしだけを映している。
愛している、愛しているといくら言葉にしても足りない人。
感極まって震える唇で類の口づけを受け入れる。

二人の真摯な姿に会場は静まり返り、ただ見守るのみ。

ようやく二人の唇が離れるとさざ波のように会場に祝福のざわめきが広がった。




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蓮のつぼみ16

夏休みが終わり、また大学と診療所、お粥屋に通う日常が繰り返されている。

旅行の終わりに電話がかかって以来、またジュンピョからの連絡は途絶えているが、そのことにさえ思い至らない程、ジャンディは毎日懸命だった。

そんなある日の午後、いつものように次の講義までの空き時間を大学の図書館での自習に費やしているジャンディの傍にジフがやって来た。
ジャンディの講義のコマ割りなど実は全て頭に入っているのだが、そんな素振りも見せず声をかけるジフ。
「ジャンディもこの時間は空いてたんだ?」

嬉しそうに先輩もですかと笑顔を向けるジャンディの隣にさりげなく座る。
するとジャンディがちょうど教えてもらいたいところがあったと、ジフに質問を始めた。
そんな事さえ自分にとっては嬉しいことだと今更のように感じて、むやみやたらと緩みそうな頬を引き締める。

あっという間に時間は過ぎて、それぞれ次の講義へと向かった。
別れ際に診療所に行く約束をして。

教授に質問をしていて少し遅くなってしまったジャンディが待ち合わせ場所に急ぐと、白いミニ・カブリオレのドアにもたれ掛って空を眺めるジフの姿があった。
高等部の頃とは異なり、大勢が取り巻いて歓声を上げるようなことは無かったが、それでも遠巻きにジフを見つめる学生たちの固まりが点在している。

このまま近づけば注目を集めることは間違いない。
すると躊躇しているジャンディを見つけたジフが彼女に呼びかけてきた。
一声に自分に集まる視線に覚悟を決めたジャンディは前に歩き始めた。

「ジフ先輩、遅くなってすみません。お待たせしてしまいました?」
「いや、俺も来たばかりだよ」

そんなわけはないだろうと思いながらも、自分を思いやってくれるジフの気持ちが嬉しくて知らず知らず笑顔が漏れる。
ジャンディの笑顔にジフもまた柔らかね笑みを浮かべていた。

ソギョンの診療所に着くと、ジフに先だってジャンディが中に入って行く。
診療所に二人揃って現れることは珍しくなくなっており、待合室で待つ患者とジフもすっかり顔なじみになっている。
「ジャンディ、待ってたよ。今日は少し遅かったんだね?」
「ジフ坊ちゃん、こんにちは。お二人を先生がお待ちかねですよ」
年配の患者から次々に声が掛けられ、騒々しくなった待合室に一区切りしたソギョンが顔を覗かせた。

「おお、来たか! 来たのならさっさと手伝いなさい」
「「はい、院長先生」」
上着を白衣に着替えに行く二人の背中を見ながら、ソギョンはふっと笑みを漏らす。

二人の姿が別室に消えたところで、古参の患者が小声でソギョンに話しかけた。
「先生のお孫さんとジャンディ、お似合いだと思うんですがね…」
「こればかりは儂にはどうにもできんからな…」
ソギョンの顏がほんの少し寂しそうにゆがんだことにその場の年配者たちは見逃さなかったが、何も口にする者はいなかった。




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生きていく意味 ―アゲハ…その舞い降りる先に― 41

誰かが走ってくる足音が聞こえ、次第に近づいてきたと思うといきなりパンッとドアが開けられた。
その場にいる全員が驚いてドアの方を見た瞬間、
「つっくしぃ~っ!!」
叫び声と共に滋がつくしに突進して抱きつこうとする。
咄嗟に桜子が滋を捕まえ、
「滋さんっ! 今日はダメですっ! 先輩は花嫁なんですからっ、ドレスが台無しになっちゃうじゃないですか。抱きつくのは禁止です」
「桜子のイジワルっ! あたしは久しぶりなのよ? 桜子なんかもっとずぅ~っと早くにつくしに会えてたくせにっ!!」
「仕方がないじゃありませんか。滋さんは今までNYだったんですから」

久しぶりの滋の姿に新たに感慨がこみ上げ、思わず涙ぐんでしまうつくしに慌てた滋が、
「ごめん、つくし。つい興奮しちゃって…」
「ううん…滋さん、来てくれてありがとう。何も言わず姿を消すようなことしたあたしなのに…」

つくしの懺悔の言葉が出てきそうな気配に滋が急いで遮る。
「ストップ! つくしそこまで! 滋ちゃんはね、つくしが元気であたしたちの元へ戻ってきてくれただけでいいの! 花嫁さんが泣いちゃダメだよ。それにあたしが泣かせたなんて知れたら、類君に恨まれるもん。類君、つくしの事で怒ると怖いんだから。ブリザード吹き荒れまくりだよ」
滋の言葉に桜子がウンウンと頷いている。
「それにね、男共はつくしの控室に来るのを類君に禁止されてるんだよ?」
そう言えば、この部屋に女性以外は全く来ていない。
「花婿より先に他の男がつくしの花嫁姿を見ちゃダメなんだって!」

滋から聞かされることに唖然とするが、横で聞いていた美緒もクスクスと笑いながら肯定する。
「そうよ、つくしさん。知らなかった? 例外はただ一人、今日つくしさんの父親代わりをしてくださるヒューストン氏だけなのよ…」

ちょうどその時、ドアがノックされた。
「そろそろ時間かしら?」と呟きながら美緒がドアを開ける。
開けたドアの向こうにはビル・ヒューストン、その人が立っていた。
『ツクシ、元気だったかい? 今日はおめでとう』
『おじさん、わざわざ来て下さってありがとうございます』
つくしの笑顔が広がる。
『私の大事な娘だからね。当然だろう?』
NYでの日々が思い出されまた涙ぐみそうになる。
『ツクシ、泣いてはダメだよ。今日は幸せな日なんだから…
私は笑顔のツクシをルイに託すためにやって来たんだよ』

スタッフに促され女性陣が一足先にチャペルに向かう。
チャペルの中には親族とごく親しい関係者のみが着席している。
照明が落とされドアにスポットライトが当たる。
ドアが両側に開けられ、シルバーグレイのタキシードを纏った類が入場し祭壇へと進む。
祭壇前に到着して参列者の側に向き直ると、親友たちが向ける冷やかすようなしまりのない笑顔を忌々しく思いながら類は冷ややかな視線だけを返した。




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最近のお気に入り曲


このところSS501ばかり聞いているのですが、最近ツボに入っているのが『ホシゾラ』と『Crazy 4 U』です。

『ホシゾラ』の歌詞をじっくり噛み締めてみると、大好きな『世界に一つだけの花』にも通じるような素敵な歌詞じゃない?と思うのです。



『Crazy 4 U』は中盤以降(大体2:30過ぎ)。
ヨンセンが『ノン ネ アネ イッソ~(君は僕の中にいる)』と歌う処。
めちゃくちゃ「きっもちいぃ~❗」んです。
もう!快感!!
この言葉に尽きます!


「いまさら…」と呆れられるかもしれませんが、リアルタイムでSS501を知らなかった自分を呪いつつ、今SS501に嵌っています。

なにしろ韓流ブームの時にドラマは見たけどK-Popはほとんど聞いていなかったから…
「大王四神紀」のOSTで東方神起を聞いたり、ドラマのOSTの歌を聞いたぐらいで…

今にして思えば我ながら「パボガチ…(ばかみたい…)」ですが…

小中大と学校で習った英語は、すでに覚束ずリスニングも妖しいと言うのに、韓国語のリスニングは日々上達している毎日。
何してるんですかね~?


毎日暑い日が続いておりますが、皆様も体調管理にはお気を付け下さい。

まーこ



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リクエスト募集について

細々ながら気が付けばそろそろ1周年を迎える拙宅ブログ。
おかげさまにてご訪問頂いた方もまもなく5万人へと近づきつつあります。

皆様の『拍手』やコメント等に支えられ、今もなお続けることができています。
超遅筆で駄文にも関わらす、私のお話を読んで下さる方々に感謝しております。

で、
この度、皆様からリクエストを頂けないかと思い立ちました。
『こんな話が読みたい』というのがございましたら、
ぜひぜひご連絡いただければ嬉しいです。
韓国版、日本版は問いません。

これからもよろしくお願いいたします。

まーこ



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